合同会社アルティマシステム

平成30年5月 第2問 問4 外貨預金・為替レート

出題内容について

外貨預金・為替レートからの出題です。

設例

会社員のAさん(43歳)は、余裕資金を活用して、以前から興味を持っていた外貨預金による運用を始めてみたいと考えている。そこで、Aさんは、ファイナンシャル・プランナーのMさんに相談することにした。

Aさんが国内金融機関で預入れを検討している米ドル建て定期預金に関する資料は、以下のとおりである。

〈米ドル建て定期預金に関する資料〉

  • 預入金額 : 10,000米ドル
  • 預入期間 : 1年
  • 利率(年率) : 0.5%(満期時一括支払)
  • 為替予約なし

※上記以外の条件は考慮せず、各問に従うこと。

問題

《問4》Mさんは、Aさんに対して、外貨預金について説明した。Mさんが説明した次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

1 )

「国内金融機関に預け入れた外貨預金は、元本1,000万円までとその利息が預金保険制度による保護の対象となります」

2 )

「米ドル建て定期預金の満期時の為替レートが、預入時の為替レートに比べて円高・米ドル安となった場合、円換算の運用利回りは向上します」

3 )

「米国の金利が上昇した場合、一般的に米ドルによる投資需要が高まることから、円を売却して米ドルを購入する動きが進み、その結果、為替レートが円安・米ドル高となる可能性があります」

解答・解説

解答:3

1 )

不適切。預金保険制度の対象となる金融機関で取り扱われている金融商品でも、外貨預金は対象とならない。

2 )

不適切。米ドル建て定期預金の満期時の為替レートが、預入時の為替レートに比べて円高・米ドル安となった場合、円換算の運用利回りは低下する。なお、預入時の為替レートに比べて円安・米ドル高となった場合、円換算の運用利回りは向上する。

3 )

適切。米国の金利が上昇した場合、一般的に米ドルによる投資需要が高まることから、円を売却して米ドルを購入する動きが進み、その結果、為替レートが円安・米ドル高となる可能性がある。

したがって3が正解となります。

FP試験対策キーワード

預金保険制度の対象となる金融機関で取り扱われている金融商品のうち対象とならない金融商品の例

  • 外貨預金
  • 譲渡性預金
  • 金融債(募集債及び保護預り契約が終了したもの)等