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平成30年1月 第2問 問5 信用格付・利子所得

出題内容について

信用格付・利子所得からの出題です。

設例

会社員のAさん(50歳)は、余裕資金を利用して、かねてから興味を持っていた上場企業であるX社の株式(以下、「X社株式」という)およびY社の社債(以下、「Y 社債」という)を運用対象として検討している。そこで、Aさんは、ファイナンシャル・プランナーのMさんに相談することにした。Aさんが購入を検討しているX社株式およびY社債に関する資料は、以下のとおりである。

〈X社株式に関する資料〉

  • 業種 : 自動車部品製造業
  • 特徴 : 業界内では大手の事業規模であり、輸出中心の企業である。
  • 株価 : 500円
  • 当期純利益 : 200億円
  • 純資産(自己資本) : 2,000億円
  • 発行済株式数 : 4億株(すべて普通株式)
  • 前期の配当金の額(年額) : 20円(1株当たり)

〈Y社債に関する資料〉

  • 業種 : 不動産業
  • 購入価格 : 102円(額面100円当たり)
  • 表面利率 : 0.6%
  • 残存期間 : 4年
  • 償還価格 : 100円
  • 格付 : A

※上記以外の条件は考慮せず、各問に従うこと。

問題

《問5》Mさんは、Aさんに対して、AさんがY社債を購入する場合の留意点等について説明した。Mさんの説明として、次のうち最も不適切なものはどれか。

1 )

「債券や債券の発行体の信用状態に関する評価の結果を記号等で示したものを信用格付といい、一般に、BB(ダブルB)格相当以上の格付が付されていれば、投資適格債券とされます」

2 )

「一般に、信用格付の高い債券は、表面利率や償還期限等の他の条件が同一であれば、信用格付の低い債券と比較して、債券価格は高く、利回りは低くなります」

3 )

「Y社債の利子については、原則として、利子の支払時において所得税および復興特別所得税と住民税の合計で20.315%の税率による源泉(特別)徴収がされます」

解答・解説

解答:1

1 )

不適切。債券や債券の発行体の信用状態に関する評価の結果を記号等で示したものを信用格付といい、一般に、トリプルB格相当以上の格付が付されていれば、投資適格債券とされます。なお、ダブルB以下の格付けが付されている場合は、投機的債券とされます。

2 )

適切。一般に、表面利率や償還期限等の他の条件が同一であれば、信用格付の低い銘柄ほど債券価格は低く利回りは高くなり、信用格付の高い銘柄ほど債券価格は高く利回りは低くなります。

3 )

適切。所得税および復興特別所得税15.315%、住民税5%、合計で20.315%の税率による源泉(特別)徴収がされます。

FP試験対策キーワード

信用格付

一般に、トリプルB格相当以上の格付が付されていれば、「投資適格債券」とされ、ダブルB以下の格付けが付されている場合は、「投機的債券」とされます。