合同会社アルティマシステム

平成30年1月 第3問 問9 定期保険

出題内容について

定期保険からの出題です。

設例

X株式会社(以下、「X社」という)の二代目社長であるAさん(40歳)は、Y生命保険会社から退職金準備や事業保障資金の確保等を目的とした2つの生命保険契約の提案を受けている。

〈資料〉Y生命保険会社から提案を受けた生命保険の内容

①長期平準定期保険(特約付加なし)

  • 契約形態 : 契約者(=保険料負担者)・死亡保険金受取人=X社
    被保険者=Aさん
  • 保険期間・保険料払込期間 : 98歳満了
  • 死亡保険金額 : 1億円
  • 年払保険料 : 215万円
  • 70歳時の解約返戻金額 : 5,966万円
  • 解約返戻金額の80%の範囲内で、契約者貸付制度を利用することができる。

②無配当定期保険(特約付加なし)

  • 契約形態 : 契約者(=保険料負担者)・死亡保険金受取人=X社
    被保険者=Aさん
  • 保険期間・保険料払込期間 : 10年(自動更新タイプ)
  • 死亡保険金額 : 5,000万円
  • 年払保険料 : 14万円

※上記以外の条件は考慮せず、各問に従うこと。

問題

《問9》《設例》の〈資料〉②無配当定期保険に関するアドバイスとして、次のうち最も不適切なものはどれか。

1 )

「X社が受け取る死亡保険金は、取引先への買掛金支払や金融機関への借入金返済など、事業を継続するための資金として活用することができます。長期平準定期保険に比べて、割安な保険料で死亡保障を準備できます」

2 )

「当該生命保険の払込保険料は、全額を損金の額に算入します。したがって、保険期間中に当該生命保険を解約し、解約返戻金を受け取った場合、X社では、経理処理の必要はありません」

3 )

「当該生命保険を10年後に更新する場合の保険料は、加入時ではなく、更新時の保険料率により計算されます」

解答・解説

解答:2

1 )

適切。無配当定期保険(更新型)は、長期平準定期保険に比べて、割安な保険料で死亡保障を準備できる。

2 )

不適切。当該生命保険の払込保険料は、全額を損金の額に算入することが認められているが、保険期間中に当該生命保険を解約し、解約返戻金を受け取った場合、X社では、経理処理の必要がある。(受け取った解約返戻金額を雑収入として、益金に算入する。)

3 )

適切。更新型の保険料は、更新時の被保険者の年齢および保険料率によって計算される。

したがって2が正解となります。

FP試験対策キーワード

定期保険の更新型

  • 更新型の保険料は、更新時の被保険者の年齢および保険料率によって計算される。