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平成29年9月 第5問 問14 相続税における遺産に係る基礎控除額

出題内容について

相続税における遺産に係る基礎控除額からの出題です。

設例

未上場企業X社の代表取締役社長であったAさんは、平成29年7月20日に病気により死亡した。Aさんの親族関係図等は、以下のとおりである。なお、Aさんは、平成20年10月に二女Dさんの配偶者であるEさんを普通養子としている。

<Aさんの親族関係図>

2017年度 9月実施 ファイナンシャル・プランニング技能検定・実技試験(保険顧客資産相談業務) 平成29年9月 第5問 設例

<Aさんの相続財産(みなし相続財産を含む)>

  • 預金等の金融資産 · · · 3,000万円(相続税評価額)
  • 自宅(敷地) ·········· 1,000万円(「小規模宅地等についての相続税の課税価格の計算の特例」適用後の相続税評価額)
  • 自宅(建物) ·········· 1,000万円
  • X社株式 ·············· 1億2,000万円(相続税評価額)
  • 死亡退職金 ··········· 6,000万円
  • 死亡保険金 ··········· 3,000万円(下記の生命保険契約によるもの)

<Aさんが加入していた生命保険に関する資料>

  • 保険の種類 : 終身保険
  • 契約者(=保険料負担者)・被保険者 : Aさん
  • 死亡保険金受取人 : 妻Bさん
  • 死亡保険金額 : 3,000万円

※上記以外の条件は考慮せず、各問に従うこと。

問題

《問14》Aさんの相続税における遺産に係る基礎控除額は、次のうちどれか。

1 )

4,800万円

2 )

5,400万円

3 )

8,000万円

解答・解説

解答:2

相続税における遺産に係る基礎控除額は下記の算式で算出します。

3,000万円+600万円×法定相続人の数

Aさんの相続に対する法定相続人の数は、「妻Bさん」「長女Cさん」「二女Dさん」「配偶者Eさん(Aさんの普通養子)」の4人となります。

3,000万円+600万円×4=5,400万円

したがって2が正解となります。

なお、被相続人に実子がいる場合は1人まで、実子がいない場合は2人まで養子を法定相続人の数に含めることができます。

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相続税における遺産に係る基礎控除額

  • 3,000万円+600万円×法定相続人の数