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平成29年5月 第2問 問5 株式投資

出題内容について

株式投資からの出題です。

設例

会社員のAさん(35歳)は、子どもが生まれたことから、「未成年者口座内の少額上場株式等に係る配当所得および譲渡所得等の非課税措置(以下、当該非課税措置を『ジュニアNISA』、当該非課税口座を『ジュニアNISA口座』という)」を利用した資産運用について関心を持つようになった。Aさんは、かねてより注目していたX株式会社の上場株式(以下、「X社株式」という)に関する情報を収集し、ファイナンシャル・プランナーのMさんに相談することにした。Aさんが購入を検討しているX社株式に関する資料は、以下のとおりである。

〈X社株式に関する資料〉

  • 業種 : 精密機械器具製造業
  • 特徴 : 国内販売およびアジア各国への輸出も拡大している。
  • 株価 : 3,000円
  • 当期純利益 : 30億円
  • 純資産(自己資本) : 400億円
  • 総資産 : 1,500億円
  • 発行済株式数 : 2,000万株
  • 前期の配当金の額(年額) : 12億円

※上記以外の条件は考慮せず、各問に従うこと。

問題

《問5》 Mさんは、株式投資について説明した。MさんのAさんに対する説明として、次のうち最も適切なものはどれか。

1 )「X社はアジア各国への輸出も拡大している企業であるため、一般に円高の進行は株価にとって好材料となります」

2 )「X社から支払われる1株当たりの配当金の額は会社の定款で定められているため、決算期ごとに同額が支払われます」

3 )「株式投資においては、株価の変動により損失を被る可能性がありますので注意が必要です。株式を購入する場合、その会社の業績だけでなく、その製品の市場動向についても着目することが重要です」

解答・解説

解答:3

1 )不適切。輸出を拡大している企業にとって、一般に円高の進行は株価にとって悪材料となる。通常、円高により円の価値が高くなると商品の売値が上がり輸出が減少するため。

2 )不適切。1株当たりの配当金の額は通常、株主総会で決定し、額も変動する。(会社法454条)

3 )適切。

したがって3が正解となります。

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円高・円安

  • 円高は円の価値が高くなる
  • 円安は円の価値が安くなる