問題
元金2,000万円を、利率(年率)1%で複利運用しながら10年にわたって毎年均等に取り崩して受け取る場合、毎年の受取金額は、下記〈資料〉の係数を使用して算出すると( )となる。
終価係数 | 減債基金係数 | 資本回収係数 |
---|---|---|
1.1046 | 0.0956 | 0.1056 |
1 )12,000,000円
2 )2,112,000円
3 )2,209,200円
解答・解説
解答:2
元金2,000万円を、利率(年率)1%で複利運用しながら10年にわたって毎年均等に取り崩して受け取る場合、毎年の受取金額は、下記〈資料〉の係数を使用して算出すると2,112,000円となる。
元金を一定の利率で複利運用しながら、一定期間にわたり均等に取り崩す場合、毎年いくら受け取ることができるか算出するときに使用する係数は資本回収係数であるため下記の式で毎年の受取金額を算出する。
2,000万円×0.1056=2,112,000円
なお、終価係数とは、今ある元金を一定期間にわたって、一定の利率で複利運用した場合に将来いくらになるのか算出するときに使用する係数である。
また、減債基金係数は、一定期間後に、一定の金額を準備する場合、毎年積み立てるべき最低限の金額を求めるときに使用する係数である。