問題
給与所得者が、25年間勤務した会社を定年退職し、退職金2,500万円の支払を受けた。この場合、所得税の退職所得の金額を計算する際の退職所得控除額は、( )となる。なお、障害者になったことにより退職したものではない。
1 )800万円+{70万円×(25年-20年)}×1/2=975万円
2 )700万円+70万円×(25年-20年)=1,050万円
3 )800万円+70万円×(25年-20年)=1,150万円
解答・解説
解答:3
給与所得者が、25年間勤務した会社を定年退職し、退職金2,500万円の支払を受けた。この場合、所得税の退職所得の金額を計算する際の退職所得控除額は、800万円+70万円×(25年-20年)=1,150万円となる。なお、障害者になったことにより退職したものではない。
退職所得控除額は勤続年数により下記の計算式で算出する。
20年以下 40万円 × 勤続年数(80万円に満たない場合には、80万円)
20年超 800万円+70万円×(勤続年数 – 20年)