問題
腸管出血性大腸菌に関する記述で、誤っているものは次のうちどれか。
A
主な症状は、激烈な腹痛と下痢である。
B
乳幼児、小児、高齢者は発病率が高い。
C
O157やO111はベロ毒素を産生し、食中毒の原因となることがある。
D
潜伏期は食中毒の中で最も短く、30分~1時間である。
解答・解説
解答:D
A (正)
B (正)
C (正)
D (誤)
潜伏期は食中毒の中でも長く、3〜5日で少量の菌(約100個)で発症するといわれる。食中毒菌のなかでは最小数であり、ノロウイルスと並ぶ。